俳優であり、劇作家・演出家、映像監督としても活動する山西竜矢さんが主宰する演劇ユニット「ピンク・リバティ」が1年半ぶりとなる新作公演『点滅する女』を上演。
舞台は初夏、緑眩しい山あいの田舎町。父、母、兄と共に実家の工務店で暮らす田村鈴子は、家族の間にある静かな歪みに悩んでいました。表面的には仲の良い田村家でしたが、実は5年前、家族の中心だった長女・千鶴が亡くなってから、その関係がどこかおかしくなっていたのです。ある昼下がり、1人の見知らぬ女が、田村家を訪れ、「千鶴さんの霊に、取り憑かれてまして」と告げて――。
喪失に苦しむ家族に訪れた幻想的な夏の一幕を、ブラック・ユーモアを交えて軽妙に描き出す、さみしくも美しい家族劇。作・演出を手掛ける山西さんに話を聞きました。撮影もしています。ぜひ!
・カンフェティ「演劇ユニット「ピンク・リバティ」による1年半ぶりの新作 「さみしくも美しい家族劇」喪失に苦しむ家族に訪れた幻想的な夏の一幕を描く」
五月女菜穂
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