重松清の小説『ナイフ』に収録されている1編をもとにした、近藤芳正さんによる一人芝居『ナイフ』が2022年1月21日から水戸芸術館ACM劇場で、2月4日から東京芸術劇場シアターイーストで上演されました。
いろいろなことから逃げていた父親。ある日、父親はひどい落書きがされた教科書を見つけ、息子がいじめられていることに気づく。この事実とどう向き合っていいか分からない。そんな中、幼なじみが頑張っている姿を目にしたり、偶然サバイバルナイフを手に入れたことから心に変化が訪れる。やがて父親は少しずつ息子と向き合い始めてーー。そんな父と息子の愛と再生の物語です。
・ぴあ「近藤芳正「舞台から1回離れてみようと思った」 一人芝居『ナイフ』開幕への思い」
五月女菜穂