こまつ座の舞台『雪やこんこん』(演出:鵜山仁)が12月17日(金)より東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて開幕。
舞台は、昭和28年の暮れ、北関東の雪深い旅館に併設された芝居小屋・湯の花劇場。ここに、人気も芸も関東一とうたわれた大衆劇団「中村梅子一座」がやってくる。芝居小屋には「一座総勢18名、大挙来演」との看板が掲げられ、心待ちにされていた。しかし、一座はお給金もまともに払えない状態が続いていて、“ドロン”(姿を消すこと)する者が相次ぎ、やってきた座員はたったの6名。普段は旅先で冷たい仕打ちを受けるのが常の座員たちだったが、湯の花温泉の女将・佐藤和子の心こもったおもてなしに感動しきり。実は和子は元大衆演劇のスターで、幼いころから中村梅子の大ファンだった。ところが、梅子と和子が親子だったという話が浮上して……。
ぜひ!
・ぴあ「人情味あふれる芝居合戦に心温まる こまつ座『雪やこんこん』上演中」(Yahoo!ニュースにも転載)
五月女菜穂