1985年から2009年3月に惜しまれながら閉館するまで、新宿地域を代表する小劇場として親しまれてきた「新宿シアタートップス」が今年8月、待望の復活を遂げます。そのオープニングシリーズの一つで上演されるのが、「朗読劇『トップスまで、あと5秒!』~伝説の舞台版『ダブルブッキング!』より~」です。
新宿にある紀伊國屋ホールと、シアタートップスの2劇場で話が同時進行するという、前代未聞の舞台『ダブルブッキング!』が初めて上演されたのは2008年のこと。老舗劇団「天空旅団」と若手ユニット「デニス・ホッパーズ」がそれぞれ初日を迎えるのですが、ホッパーズの座長が天空旅団に出演するという情報がネットに書き込まれて、騒動になり――。
出演者23名全員が両劇場を行き来しなければならないストーリー展開。両劇場が入るビルは目と鼻の先ですが、ともに4階にありエレベーターも使えないので、かなりの苦労があったとか。初演に出演していた水谷あつしさんと柏進nさん、プロデューサーを務めた難波利幸さんにその想いを語ってもらいました。ぜひ。
・カンフェティ「2009年に惜しまれながら閉館した、新宿シアタートップスが待望の復活! トップス⇄紀伊國屋間をキャストが外を走って成立させた前代未聞の舞台を、朗読劇として上演!」
五月女菜穂